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堺市北区の歯科、山本歯科医院。予防歯科、審美歯科、歯周病治療、インプラントに対応

歯科用CT

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1.歯科用CTとは?

CTとは、Computed Tomography(コンピューター断層撮影)の略称です。
歯科用CTは、3DCTとも呼ばれ、医科用のCTとはX線の照射方法が異なるため、医科に較べ、はるかに少ないX線量で、高精度な立体(3D)画像を得ることができます。
これまでのX線レントゲン(2D)写真では平面的な情報しか得られなかったのに対し、歯科用CTでは3次元の立体情報を映し出すことができ、従来に比べ飛躍的に画像診断力を上げることができました。
これまでのX線写真では写しきれなかった、顎の骨の中の病変や、歯や歯根の状態、顎関節の状態をより詳しくしかも立体的に映し出すことができます。特に、微細な根管の見落とし、歯の亀裂、隠れた病変などの難診断症例では、圧倒的な診断パフォーマンスを発揮します。

2.当院の歯科用CTついて

当院では、France trophy社の「トロフィーパン プラス」を導入しております。
”ALARAの法則” をコンセプトに開発された「トロフィーパン プラス」は低照射線量で高画質を実現した次世代の2D/3D、X線撮影装置です。

注)”ALARAの法則”とは
国際放射線防護委員会「防護の最適化」により提言されている法則です。
「As Low As Reasonable Achievable」
-社会的、経済的要因を考慮しながら合理的かつ可能な限り被曝は少なくする-
と言う事を意味しています。

パノラマ撮影(2D)にて全顎の診査診断をおこない、主訴の細部診断をCT(3D)にておこないます。
実効照射時間は11秒で、従来の広視野3DCTレントゲンに比べ、放射線照射量が大幅に軽減されました。
撮影部位により異なりますが、一般的なパノラマX線撮影に比べ、1/2~2倍程度です。そのため、インプラントはもちろん、根管治療における経過観察など、複数回のレントゲン撮影も安心して行えます。

下の写真は、従来の2Dパノラマレントゲン写真です。

従来のレントゲン写真

このような、従来のパノラマレントゲンでは平面的な情報しか分かりませんが・・・
歯科用CTでは、下のように3次元的な情報を把握することが可能となり、診断能力が飛躍的に向上します

歯科用CT画像_1

例えば、従来の2Dレントゲンでは見えなかった痛みの原因歯の特定や、立体的な歯周病の進行度合いの診断、また顎の骨の中に埋もれている埋伏歯の位置の確定や、歯の根の先の病巣の大きさの把握にも力を発揮します。さらに、トロフィーパンプラスの最小分解能は76ミクロンであるため、歯の中の微細な根管の発見や、歯の亀裂の診断の助けにもなります。

3.治療への応用例

1.インプラント手術への応用

インプラント手術においては、骨内の重要な神経や血管との距離を、コンピューター上で立体的に正確に測れるため、より安全で精度の高いインプラント手術を行うことができます。

インプラント診断用のCT画面
インプラント診断用のCT画面

2.根管治療への応用・1

インプラント治療以外にも、歯科用CTは様々な治療に応用されます。
例えば根管治療などでは、従来のレントゲンでは見つけにくい病巣を簡単に見つけることができます。

左の写真は通常のレントゲンです。
痛みを訴えて来院なさいましたが、通常のレントゲンには病巣がはっきり映りませんでした。
病巣が小さい場合は、健康な骨に隠されて病巣がX線写真に映りにくい事があります。

歯科用CTでははっきり病巣が見えています。(黄色い丸)

3.根管治療への応用・2

例えば大臼歯などは、歯根が2~3本あり、そのうちの1部だけが感染を起こし、痛みの原因になることがあります。
この場合、痛んでいる歯根を特定できれば、治療の効率が上がり、治癒も早くなります。

左の写真は、上顎の大臼歯です。歯根が3本ありますが、2DのX線写真では、どの歯根が痛んでいるのか特定できません。

歯科用CTでは、それぞれの歯根のレントゲン像を見ることができます。
左は口蓋根の写真。異常はありません

この症例では、頬側2本の歯根を重点的に治療することで、早い治癒を実現しました。

4.歯の亀裂の診断

術前、左の写真のように根尖に大きな病変がありました(黄色い丸)。
しかし、通常の根管治療に反応せず、なかなか治癒しませんでした。

CTを撮ってみると、歯の亀裂(ヒビ)が映っていました(黄色の矢印)。

保存をあきらめ抜歯をするとヒビがはっきり入っていました(黄色矢印)。
亀裂の診断が早くついたことで、無駄に治療を長引かせる事なく、治療期間を大幅に短縮することができました。

5.安全な抜歯のために~口腔外科手術への応用~

左の写真は、通常の2Dパノラマレントゲンで、親知らずの歯根(黄色丸)が、太い神経や血管(赤矢印)と接触している事が疑われた症例です。接触している場合、無理をすると抜歯後に出血や神経麻痺が起こることがあります。

安全の確保のため、CTを撮影しました。
CTを撮ることで、神経、血管(赤矢印)とは接触していないことが判りましたが、歯根の先が、想像以上に曲がっていることが判明しました。

抜いた歯の写真です。
大きく折れ曲がった歯根で、知らずに無理に抜歯をすると歯根を折るところでした。
事前に判っていたために、安全に抜歯することができました。

これ以外にも、日々、様々な症例の診断に、歯科用CTは役に立っています。
当院にとって、この歯科用CTは、患者様の病状の正確な診断のために無くてはならない装置となっています。

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